新NISA

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新NISAのボーナス設定とは?楽天証券・SBI証券のやり方と「年の途中から枠を埋める」計算・注意点

公開 2026-10-15 / 更新 2026-10-15 / 情報確認日 2026-10-15 / 文:マネーの解像度 編集部

本記事は制度・操作手順の一般的な解説であり、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。仕様は変更されることがあるため、必ず各社公式ページをご確認ください。
この記事の答え
ボーナス設定は、毎月の積立に加えて指定月だけ積立額を上乗せする機能です。クレジットカード決済の積立では使えません(楽天証券・SBI証券とも公式に明記)。年の途中から枠を埋めたい場合は、証券口座・銀行引落の積立でボーナス設定するか、楽天証券なら使い切り設定という方法もあります。

ボーナス設定とは(結論)

ボーナス設定は、毎月の積立に加えて指定した月だけ積立額を上乗せする機能です。新NISAのつみたて投資枠はスポット購入ができないため、「年の途中から始めたので今年の枠を多めに使いたい」「賞与月に増やしたい」ときの代表的な手段になります。

  • クレジットカード決済の積立ではボーナス設定できません(楽天証券・SBI証券とも公式に明記)。楽天証券では楽天ペイ残高(旧・楽天キャッシュ)決済も対象外です。[1][4][5]
  • SBI証券はボーナス月を年2回まで指定でき、ボーナス月設定のみの積立は不可(通常の積立とセット)。[4]
  • SBI証券は「1年あたりの積立金額+ボーナス月設定の金額」が120万円を超えないように設定する必要があります。[5]

前提:つみたて投資枠のルール

項目内容
年間投資枠(つみたて投資枠)120万円(成長投資枠は240万円、合計360万円)[7]
非課税保有限度額1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)[7]
買付方法積立契約に基づく定期・継続的な買付のみ[6]
月の積立上限(各社設定)楽天証券:毎月10万円が積立設定の上限[1]/SBI証券:月10万円が上限と案内[5]

1月から毎月10万円で積み立てれば12か月×10万円=120万円で枠を使い切れます。年の途中から始めると月10万円では足りないため、ボーナス設定(または後述の楽天の使い切り設定)が必要になります。

ボーナス設定が使える決済・使えない決済

決済方法楽天証券SBI証券
証券口座の現金(楽天:楽天銀行マネーブリッジ含む)○○
クレジットカード×[1]×[4][5]
楽天ペイ残高(電子マネー)×[1]―
職場つみたてNISA(給与引落)×[1]―
積立頻度「毎日」×[1]○(毎日・毎週・毎月等いずれかのコースにボーナス月設定を追加可)[4]
その他金融機関(楽天)/銀行引落(SBI)【未確認:公式で明記を確認できず】【未確認】

つまり、普段クレカ積立をしている人がボーナス設定を使うには、別途、現金(証券口座)決済の積立設定を作る必要があります(SBI証券は公式に「別途現金での積立を行う必要があります」と案内)。[5]

楽天証券での設定手順

  1. 積み立てたい投資信託の「積立設定」から口座区分「NISAつみたて投資枠」を選択[1]
  2. 毎月の積立金額を入力し、「ボーナス設定を追加する」をクリックしてボーナス月と金額を設定[1]
  3. 分配金コース・目論見書を確認
  4. 引落方法で「証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)」を選び、積立指定日(毎月1日〜28日)を選択[1]
  5. 初回買付日を確認し、取引暗証番号を入力して設定完了
【スクリーンショット:楽天証券 積立注文画面「ボーナス設定を追加する」— 要撮影】
【スクリーンショット:楽天証券 引落方法「証券口座」選択画面 — 要撮影】

楽天証券の締切・入金タイミング

  • 証券口座決済の積立は、お申込み締切日が積立指定日の前営業日。[2]
  • 買付代金は積立指定日の前営業日の翌朝3時頃に証券口座から引き落とされるため、それまでに入金が必要(マネーブリッジの自動入出金を設定していれば楽天銀行の残高から自動入金)。[3]
  • 既存の積立の引落方法を変えるには「解除+新規設定」になります。[9]

ボーナス月の上乗せ分にも同じ締切が適用されると考えられますが、ボーナス分単独の締切について公式の明記は確認できていません【未確認】。設定後に「積立設定一覧」で次回買付日・金額を必ず確認してください。

SBI証券での設定手順

  1. NISA対象ファンドの「積立」をクリックし、目論見書を確認[6]
  2. 決済方法を「現金」、預り区分「NISA(つみたて)」、積立コース・注文希望日・積立金額を入力[6]
  3. 「ボーナス月設定」を「設定する」にし、1回あたりの金額と注文希望日を年2回まで指定[4][5]
  4. 取引パスワードを入力して設定申込
【スクリーンショット:SBI証券 積立設定画面「ボーナス月設定」— 要撮影】

SBI証券のルール(公式記載)

  • ボーナス月設定のみの積立設定はできない。[4]
  • 通常コースとボーナス月の設定日が同じ場合、通常コース→ボーナス月の順で発注。[4]
  • つみたて投資枠で新規設定する場合、ボーナス月コースの次回発注日が通常コースの次回発注日より先になる設定はできない。[4]
  • ボーナス月設定の設定期限日は、現金での積立と同じスケジュール。[8]

年の途中から120万円を埋める計算

SBI証券は「1年あたりの積立金額」と「ボーナス月設定の金額」の合計が120万円以内になるよう求めています。[5] 毎月積立の場合、1年あたりの積立金額=月額×12です。

設定上の条件(毎月積立・ボーナス1回の場合): 月額 × 12 + ボーナス額 ≤ 120万円

今年実際に使う額: 今年の既投資額 + 月額 × 今年の残り買付回数 + ボーナス額 ≤ 120万円

例:8月から積立を始める場合(今年の既投資額0円)

案月額ボーナス額設定上の年額(月額×12+ボーナス)今年の買付(8〜12月の5回+ボーナス)
A:月10万円のまま100,000円0円(枠なし)1,200,000円500,000円
B:月額を小さくしてボーナスで上乗せ1,000円1,188,000円1,200,000円1,193,000円

案Bでは今年の枠をほぼ使えますが、翌年1月以降も同じ設定のままだと「月1,000円+ボーナス月に118.8万円」という配分が続きます。年が明けたら月額・ボーナス設定を見直してください。

楽天証券も同様に、設定内容が年間120万円を超えると受け付けられないとする利用者の報告がありますが、楽天証券の公式ページでこの計算ルールの明記は確認できていません【未確認】。上記の計算は自分で枠を確認する目安としてお使いください。今年の残り枠は各社のNISA口座画面で確認できます。

※この例は仕組みの説明であり、一括に近い買付と分散した買付のどちらが有利かを示すものではありません。

楽天「使い切り設定」・自動調整機能との違い

機能概要
楽天証券「NISAつみたて投資枠使い切り設定」既存のつみたて投資枠の積立設定に上乗せして増額。積立予定日は12月18日固定(休業日は翌営業日)、引落は証券口座のみ、設定期間は1月1日〜12月17日23:59。既存設定の引落方法(クレカ等)は問わない。毎日積立の設定は対象外。[10][11]
楽天証券「ピッタリ注文」積立注文が年間投資枠を超える場合、枠に収まる金額へ1円単位で自動減額。事前設定不要。[12]
SBI証券「NISA枠ぎりぎり注文」積立金額がNISA投資可能枠を上回る場合、枠内まで引き下げて発注(チェックを入れて設定)。残り枠が10円未満なら発注しない。[4]

楽天証券でクレカ積立を続けたまま年末に枠を埋めたい場合は、ボーナス設定は使えないため、使い切り設定が仕組み上の手段になります(利用するかはご自身の状況で判断してください)。

【スクリーンショット:楽天証券 使い切り設定画面 — 要撮影】

よくある失敗と注意点

  • クレカ積立の設定にボーナスを追加しようとしてできない:現金決済の積立を別に作る必要あり。[1][5]
  • 入金が間に合わない:楽天は前営業日の翌朝3時頃に引落。[3]残高不足だと買付されません。
  • SBIでボーナス日を通常積立の日より前にしてしまう:新規設定では不可。[4]
  • 年末の締切:楽天証券は2026年分について、証券口座決済の投信積立(申込日から6営業日目に受渡のファンド)を「設定日12/22(火)・指定日12/23(水)」と案内しています。[13] SBI証券は2025年分の現金積立を「設定日2025/12/17まで」と案内していました[8]が、2026年分は未確認【未確認】。ファンドごとに受渡日数が異なるため、各社の最新のお知らせを確認してください。
  • 翌年への持ち越し:楽天の「使い切り設定」は当年のみ有効で、毎年12月最終営業日に一括解除されます。[11] 一方、ボーナス設定(楽天・SBI)が翌年も続くかは公式の明記を確認できていません【未確認】。年初に設定一覧を見直してください。
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※NISA口座は1人1口座で、金融機関の変更は年単位です。[7]

関連記事

出典(2026年10月15日確認)

  1. 楽天証券「積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/sousa/sousa_nisatsumitate.html
  2. 楽天証券「2025年のNISAお取引スケジュールのご案内」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20251001-01.html
  3. 楽天証券「選べる引落し方法|投信積立」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/sousa/way.html
  4. SBI証券「積立を設定する|投資信託 取引 操作ガイド」 https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/guide/tool/fund_browser/06_accumulation/accumulation.html
  5. SBI証券「ボーナスの賢い使い方!」 https://go.sbisec.co.jp/prd/fund/bonus_utilization/
  6. SBI証券「NISA 積立買付の手順」 https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=nisa&dir=nisa&file=nisa_trade_03.html&getFlg=on
  7. 金融庁「NISAを知る」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
  8. SBI証券「NISA取引スケジュール」 https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?OutSide=on&_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&burl=search_nisa&cat1=nisa&cat2=info&dir=info&file=nisa_schedule.html&getFlg=on
  9. 楽天証券「積立設定の変更 操作ガイド」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/sousa/sousa_tsumitate_henko.html
  10. 楽天証券「NISAつみたて投資枠使い切り設定」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/reserve/tsukaikiri_setting/
  11. 楽天証券「積立設定一覧(投資信託/NISA)について」 https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/smt/smt_nisa-003-02.html
  12. 楽天証券「取引・ルール|NISA」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/rule/
  13. 楽天証券「2026年のNISAお取引スケジュールのご案内」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20261001-01.html